ロビン・ウィリアムズを偲ぶ・・・・・・
昨日、「いまを生きる」の話をしたと思ったら・・・・・・。
CNN.co.jp : ロビン・ウィリアムズさん訃報、米大統領も追悼談話
なんだろう。僕が記事を書いてたときは、もう彼は死んでいたのだろうか。
思えば、彼のベストとも言える「いまを生きる」も「グッドモーニング・ベトナム」も彼の「敗北」という形で映画が終わる。もしくは、その戦いのような世界から、彼がもといた世界に帰って行くシーンが印象に残る。
僕みたいな俗人からみたら、それはとても悲しいことのように感じる。この最後のシーンだけを見て、人生は戦いで、生きることは潤った心を擦り減らすことだと、勝手に決めつけたくもなってしまう。
けど、そうじゃない。たとえ敗れても・・・・・・その人生をユーモアにし、祝福することを彼は教えてくれた。たとえボロボロに敗れても、きっとそれはそれで良かったんだと。
「グッドモーニング・ベトナム」のラストに、彼のこんな台詞がある。
「我が家が一番 オズの魔法で祖国へ帰れるわ
・・・・・・みんなそうなれますように」
僕らもいつかは帰る日が来る。その日まで、この負け戦をどれだけ笑い飛ばせるか・・・・・・素晴らしきかな人生。ありがとう、ロビン。