縄文人が縄文人を語るは、パリスヒルトンがお金を語るにイコール

縄文人について、なんかいまいち伝わってない気がするんです。
 
 
 
僕と仲のいい人や、僕と付き合ったり、一緒にいる時間が長かった人なら、僕のこの“縄文ならでは”の特異な部分が伝わってるはず・・・・・・と、蚊も殺せぬ僕の社会不適合っぷりの目撃証言を誰かがしてくれるはず・・・・・・と、期待するも、永遠に誰にも証言されない、この人望の無さ。
 
 
 
1人で「ぼくが縄文人だぞ! うほほほ!」って言い張っても、ただの毛深いアレな人にしか見えないので、誰か、ちょっと。
 
 
保護活動だと思って、こう、最近はブログで漫画描くのとか流行ってるし、縄文人観察日記とか描くと面白いと思うんだけど・・・・・・
 
 
と言っても、みんな僕の「毛」しか実は見てくれてないし、なんか、金持ちの人が「おれの金じゃなく、おれの中身を見てくれ」っていうのに共感しちゃう今日この頃です。
 
 
 
 
というか、実際の縄文人の性質や感性みたいなのを、本当に研究してる人っているのだろうか?
 
 
1万年前の縄文人の人骨を調べてみたら、縄文人の暴力死亡率が、他国や、日本の他時代と比べて、はるかに低かったって記事は読んだけど。でも、それは結局は考古学の話であって、実際に生きた縄文人を研究してる人はいるのだろうか?
 
ネットで検索すると、縄文人は大らかで、対等な関係を好み、失敗を気にしない平和主義者とかって出るけど、ってか、誰が言ってんのこれ?
 
 
 
ともかく、そんな曖昧なことばかり言うんじゃなく、いやいや、僕はここにいるよーってなもんですわ。土の中じゃなく、ここで元気いっぱいに四股を踏んでますよーっていう。
 
幻想の縄文人に想いを馳せるじゃなく、現実の縄文人に、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアならぬ「インタビュー・ウィズ・縄文人」しろーっていう。
 
 
 
なのに、まったくなんで誰も聞かないんだ。考古学だ、核DNAだってのもいいけど、山奥とか行けば、僕なんかより、まさしく原人な生きた縄文人もいっぱいいる気がするのに。
 
その人らの行動様式や、感受性みたいなもののデータを取れば、具体的な、なにか面白いことが分かりそうなのに、一体なんで・・・・・・
 
 
 
あれ?
 
もしかして、これって、開けてはならないパンドラの箱ってやつなのでは・・・・・・。
 
 
 
なんか最近、童貞押しのときとは違う、なにか刺さるような視線があるなとは思ってたんですけど、まさか、この視線は・・・・・・
 
 
 
もしかして、現日本で約95%のDNA分布率だという、弥生系の方々の・・・・・・。いわゆる、耳垢カサカサ、肌がつるつるな、農耕的集団生活を重んじる方々の視線じゃ・・・・・・。
 
 
 
いやいやいや、縄文人こわくないよ。縄文人こわくない、こわくない。
 
ちょっと毛深いけど優しいよ。もののけ姫のアシタカは縄文人よ。あなたたち襲ったり、あなたたちの大事なもの奪ったりしないよ。顔が薄かったり、肌がつるつるだからって、弥生系の方々を、縄文人は敵視したりしないよ。敵、味方の区別つけない、同じ愉快な生き物よ。(ジャニーズとTBCについては、縄文人の魂こと体毛を抜く悪の組織と思ってるけど)
 
 
 
ともかく、弥生系の自覚がある人は、もしかしたら僕のこの文章を見て、「いよいよ縄文人が、弥生人の土地を取り返しにきた!」と危惧してるのかもしれませんが、いやいや、僕の中に弥生系のDNAが何%かあるように、弥生系の方々の中にも何%かの縄文DNAがあるのでね。
 
なので安心して、そのDNA何%の自分を愛するようにして、縄文人の話を聞いていただきたい。
 
 
 
といっても、そもそも僕のような「縄文オブ縄文」が縄文人を語るのは、もしかしたらフェアじゃないのかもしれない。
 
僕が縄文人を語るなんてのは、まるで、ヒルトン姉妹がお金を語るようなもんで、なんか聞いててイラっとするとこがあるんじゃないか。
 
 
 
やはり縄文については、あきらかに弥生系って感じの人が「縄文っていいよね・・・・・・でも」と、あくまで上から目線で縄文を認めるような感じで話をしたほうが、聞く人も素直に聞くような気がする。
 
実際、縄文人縄文人だとして話をするより、弥生系の人がそれっぽく縄文について語る会のほうを、僕はよく目にするというか・・・・・・
 
 

そういう、矛盾の中で語られるほうが、絶対的なものを聞くより、聞いてるほうも逃げ道があるし。
 
だから、完璧な人より、矛盾のある人のほうがモテたりするわけですし。
 
 
 
って、いや、いかんいかん!
 
そんな逃げ道ばかりじゃだめだ。いつまでそんな、口当たりの良い、加工された2次、3次の情報ばっかり大事にしているんだ。そんなのは温泉の素みたいなもんで、本物の温泉とはまったく違うものだ!
 
 
こちとら、絶対的1次情報だぞ。現在進行形で、常に情報が更新されてる、生の縄文活火山だぞ。命がけの情報だぞ。
 
 
 
故に、この毛深さを、目を背けず、しかと見るのだ。これこそが、縄文の紋所。縄文人のアンテナであり、そこから本物の縄文人の感性が生まれるのであーる!
 
皆のもの、縄文人のお通りだ~! 闘争ではなく、文化がこれからの時代を動かすのだ!!